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人生の選択・頑張って言おう!心変わりしないかな?   


 この一年を振り返って,がん告知を受け入院して色々な検査を受け

 そして肺・肝臓・大腸に癌が有り、それから始まった抗癌剤治療で

 辛い副作用が始まりました。

 最初は辛かった吐き気も薬で何とか我慢できる状態でしたが

 二週に一度の治療で色々な副作用が出始め、しかも耐えられないような

 辛さに何度も治療は止めようと思いましたが

 何とか一区切りが、つくまでは頑張ろうと思って治療をして来ました。

 そして暮れには大きな手術で痛くて辛い約1ヶ月の入院でした。

 そして又,抗癌剤治療が始まり

 手足の指先の痺れ・爪の変色・巻き爪・皮膚障害・鼻や口内の粘膜

 そして口内炎も有りましたが特に辛かったのは舌の爛れて痛みと

 全く感じられなくなった味覚障害でした。

 そして真夏でも冷たい物は一切、飲食出来ず味覚を失った事で何を食べても味が無い

 その為に食欲も無く体重が七キロも落ちてしまった。


 抗癌剤治療も終わりこの二ヶ月間で薬剤も消えて来たのでしょう

 口内炎の心配もなく味覚も、戻って来ましたし体重は増えませんが食欲も出てきました。

 脱皮も、もう少しで終わりそうです。

 この二ヶ月、辛い副作用に苦しむ事なく過ごせた事に幸せを感じていた日々でした。

 
 今の私には最初からの肺にひとつ(今は固まっているようです) 

 肝臓に2個の癌が有ります。

 明日は予約日で主治医の先生に会い私の気持ちを伝える事に成っています。

 先生からはラジオ波治療を勧められていましたが

 私が拒否しているので今迄とは違った抗癌剤治療か服薬も有るとの事でした。

 抗癌剤治療は、長く続けても完治する治療では有りません。

 それらの事や一人暮らしの先々を考えると辛くて苦しい日々を過ごすより

 今後の治療は止めて楽しく生きたいと娘に話しました。

 息子には先に話して、おいたので

 娘もラジオ波を受けて少しでも長く生きて欲しいと言ってくれましたが

 言ったあと娘の眼に光るものが見えた時、泣きたい気持ちでした。

 本当は泣きたいのは娘だったのかも知れません 

 入院中も通院中も一生懸命、頑張ってくれた娘だから。

 心の中でごめんねと言っていました。

 息子も今は私の為に力に成ってくれています。

 そんな子供達の願いも聞き入れられない自分が悲しいです。

 43キロの体重が落ち歩けなくなった時の事、先々の不安などを話し理解してもらいました。

 本当は理解と言うより私が妥協しない事と辛くて苦しむのは私だから

 強引に治療を勧める事が出来なかったと言った方が正しいのかも知れません。
 

 正直、少しでも長く生きたいと言う気持ちは有りますが副作用の辛さ先々の不安を考えると

 それを乗り越えられる勇気が有りません。

 こうして文章を書いていても怖さと悲しさで涙が零れます。 

 でも自分で選んだ道だから後悔のないように過ごさなくてはと思うのですが 

 今、元気でいるだけに辛い選択です。

 先生の説得に負けないように頑張らなくちゃ!


     今日も文章が纏まらない。 



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by torai219f | 2014-06-12 22:44

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